本日いつも観ているリベ大で「レバレッジ ETF」のトピックが取り上げられていました。
動画をみた感想は、「やっぱり学長は投資初心者に優しいな」ですね。
投資初心者が安易に手を出さないように注意喚起をしっかりしてくれてるんだなって思いました。
ただ、デメリットや危険性に説明が偏っているとも感じました。
投資初心者が失敗しないようにという意図もわかるのですが、メリット・デメリット両方を理解し、
リスクを知ったうえで投資するのであれば「レバレッジ 商品」は有効な投資対象です。
今回はレバナスなど「レバレッジ商品」のリスクとメリットを再確認していきます。
金融庁の注意喚起
動画でも言っていましたが金融庁がレバレッジ ETF商品について注意喚起しています。
その内容は、
- 必ず2倍になるわけでない
- 長期投資に向いていない
主にこの2点です。
常に2倍になるわけではない
2倍レバレッジというと常に2倍結果が違うように感じると思いますが、
これは間違いです。
日々の値動きが2倍になるので2日以上方有する場合は指数の2倍からはどんどん離れていきます。
NASDAQが10,000円から10%値下がりして2日後に10%値上がりしたとすると
- 指数 10,000 ‐(10,000×10%)=9,000
9000 +(9000×10%)=9,900円 - レバナス 10,000 ‐(10,000×20%)= 80,000
8000+(8000×20%)=9,600円
このように2倍の動きをするわけではないですし、下落時は損をすることもあります。
逆に上昇相場ではどうでしょうか?
NASDAQが10,000円から翌日10%値上がり、2日後に更に10%値上がりする場合では。
- 指数 10,000+(10,000×10%)=11,000
11,000+(11,000×10%)=12,100円 - レバナス 10,000+(10,000×20%)=12,000
12,000+(12,000×20%)= 14,400円
このように2倍以上の値動きとなります。
上昇相場が継続して続く場合は指数と比較して大きな利益を生み出すことが期待できます。
逆に言えばレバレッジを掛けるのであれば長期的に上昇が見込まれる指数で行わなければ、
どんどんと資産が減少していきます。
様々な商品がありますけど、やはり私は安定した成長が見込めるNASDAQへのレバレッジ商品がベストかなって思います。
長期投資に向いていない
これはどうなんでしょうか?
一括で投資した場合は暴落した際のリスクが大きいと思うんですけど、
積み立てであればそのリスクはかなり下げられると感じます。
もちろん、FIREしてすぐに暴落する可能性もあります。
その場合に備えてある程度の「生活防衛資金」は当然必要です。
しかし、それはレバレッジ商品に限ったリスクではなくS&P 500などの指数に投資しても同じではないでしょうか。

NASDAQ100の過去チャートがこちらです。
これを観てどう思います?
私はめちゃめちゃいい形だと思い増し。
むしろ美しい右肩上がりだと。
なんで投資してなかったのかなって後悔もしてます。

ただ、この辺りで一括投資してたら絶望ですね。
この頃はどの指数も暴落してるんで、やっぱり無理に一括投資はしない方がいいですね。
基本積み立て投資で、暴落をチャンスにして一括投資が最適解です。
レバレッジが悪いわけではない
学長も最後に言っていましたが、レバレッジ商品が悪なわけではないです。
もちろんリスクがあるので全ての人にお勧めな商品ではないでしょう。
ただ、リスクが有ることを知ったうえであれば投資対象としては優良な物だと思います。
レバレッジをかけて投資するのが悪いのではなく、リスクを理解せずに無理に投資するのが悪なのです。
実際私はレバナスに投資していますが全部レバナスに投資しているわけではないです。
伝統的なインデックス投資やUSA360という債権とVTIに投資できる商品も同時に積み立てています。
生活防衛資金も1年分以上用意しています。
このように「暴落=即退場」にならない状況を作らずにリスクをとるのが危険なんです。
リスクヘッジは大事です。
まとめ
今回はリベ大のトピックである
「レバレッジ 投資」に対する私の考えを書いてきました。
以前からお話しているように、私はレバレッジ投資肯定派なので「レバレッジ投資はネガティブな部分だけではない」
と考えているので今回の記事を作成しました。
その理由は少しでも若いうちに経済的自由を手に入れたいからです。
色々な経験を若い間にする、そのためにお金を稼いでいく。
これが私の人生の目的です。
しかし家族がいるので、もちろんリスク100%の投資は不可能です。
なので、しっかり保険を掛けたうえでのレバレッジ投資をしてます。
どの投資方法が正しいかは最後にならないと分かりません。
取り敢えず私はこの方針で頑張っていきます。
今回の記事が参考になったら嬉しいです。
