昨晩に7月のアメリカ 雇用統計が発表されましたね。
雇用者数は予測をかなり上回る
前月比94万3000人増
失業率も5.4%に低下していました。
その影響で米国の株価指数S&P 500も高値をつけました。
米国投資をメインにしている私にとってはとても嬉しい結果となりました。
アメリカの経済が発展すれば今後の株価に
プラスになりますからね。
しかし、米国株投資をしている人は今後注意をする必要があるかもしれません。
その理由はFRBによるテーパリングの開始です。
テーパリングってなんだという人も多いと思いますので、簡単に説明します。
テーパリングとは

テーパリングとは、
「金融緩和政策を段階的に引き締め、終了に向かわせる手法」のことを指しています。
これでは分かりにくいと思いますので、もう少し簡単に解説していきます。
コロナショックをうけてアメリカの中央銀行は金利を引き下げたり、国債などの金融資産を引き受けて市場にお金を投入してきました。
そのおかげで企業はお金を借りて設備投資を行う事で業績をアップさせ、市場にもお金が出回っているので株価も回復しました。
テーパリングとは金融緩和政策で経済が回復してきたので、少しづつ景気対策を縮小していくことをいいます。
なぜテーパリングが大事かというと、現在の経済成長が金融緩和政策の影響による部分が大きいため、
テーパリングが開始された場合これまで通りの経済成長が難しくなる可能性があります。
その不安感からリーマンショック後のテーパリング時のように株価暴落があるのではないかと予測されています。
インデックス投資の弱点
みなさんも行っていると思われるインデックス投資の弱点はこの暴落局面にあります。
インデックス投資は、
上昇トレンドであればどんどん資産が増えていきます。
その一方、下落トレンドでは資産がどんどん減っていきます。
下の図を見て分かる通り、S&P 500は右肩上がりで成長をしていますが何度か暴落も経験しています。
私自身まだ暴落を体験していませんが、、、想像しただけで恐ろしいです。
こんな時一番やってはいけない行動は何だと思いますか?
それは、、、、、
リタイアしてしまう事です。
実際にコロナショック時の暴落に耐え切れずにリタイアした人は多かったそうです。
気持ちはめちゃめちゃ分かります。
自分の資産が一気になくなってしまうのを冷静に受け止めるのは、相当むずかしいことだと思います。
でも、ここで踏ん張って
「これだけ下がったら同じ金額で2口買えて得した」
くらいの開き直りましょう。
コロナショックの暴落時に割安株をたくさん仕込んでいた投資家は現在大きな資産を作っています。
これから暴落があってもしっかり準備さえしておけば、
ピンチをチャンスに変えられます!!
それに、インデックス投資をされている方は短期ではなく長期での資産形成を目指している方が多いと思います。
それには、一時の暴落に左右されず長期的な視点で投資を続けるのが重要です。
もし暴落のリスクを回避したいのであれば、信用取引でヘッジをしておくのも手段の1つだと思います。
そちらの記事はまたいずれ作りたいと思います。
今回の記事が参考になれば嬉しいです。